いなかの主婦よりもの申す

地方在住いち主婦の気になるニュース論

布マスク要りません


いきなりサイズの合わない布マスクをつけて出てきて何のパフォーマンスかと思ったら「国民の皆さんに布マスク2枚プレゼント!の巻」でしたが、あんなちんちくりんなもの要りませんから何かくれる気があるなら現金か不織布マスクにして下さい。



話によれば「マスク2枚あげますって言えば国民はすごく喜んで安心しますよ!」的なことを首相に進言した人物がいるそうですが、一体どんなアンポンタンなのでしょうか。

トップがどんなにダメダメだろうとその不足を補って余りある有能な側近がいればなんとなく形にはなるというのが基本形であるのでしょうが、真顔で、本気でマスク2枚とか言っちゃうレベルの側近しかいないとなればそれはもう「悪夢」どころの話ではなくなります。

国内外からこれだけの冷笑を浴びても折れないそのムダな鋼のメンタル、願わくば別のシチュエーションで発揮して頂きたいものです。


あげれば国民から感謝されちゃうと信じてやまないほど布マスクに魅力を感じていらっしゃるなら議員や官僚の皆さんに謹んでお譲りいたしますので、しっかりご自分で毎日洗って身につけてカメラの前に出てきて下さい。


その代わりに布マスク分の経費

1枚200円×2+送料約100円

の計約500円、もうそのたったの500円でもいいので一律給付して下さい。

まだ自分の好きなものを買える分マシですから…せめてお菓子でも買って自分を慰めますから…。



しかし年間何十万と税金を搾取され、

物価も水道光熱費も上がる一方なのに

給与は上がるどころか下がる一方、

そこへきてコロナでさらに給与減、

心も財布も完全にズタボロにも関わらず

国から何の救いの手も差し伸べてもらえない大多数の国民のなんと惨めで悲しいことか。


外へ出るな、あれをやるなこれをやるなと国民にお願いするのは構いませんが、その見返りが皆無ではそうそう黙って言うことは聞いていられません。

どんなことになっても一定の収入が保証されている方々には到底分からないかも知れませんが、「自粛」というのは細々生きる我々にとって少なからず痛みが伴います。

そのケアをする気もなく一方的に協力をお願いし続けるだけなんて余りにも傲慢すぎると思いませんか?



「国民一致団結して難局を乗り切るために協力を」なんて気取ったセリフひとつで「応」とまとまれるほどもうこの国の人々の心の距離は近しくはなく、健やかでもなく、「格差」という大きな溝で隔てられて荒んでいるのです。

皮肉にもその中でも最もひらいているのが政治家の方々と国民との距離だと感じますが。