いなかの主婦よりもの申す

地方在住いち主婦の気になるニュース論

意識の差


新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


時の流れが早いと書いた昨年末から年明け今日までがあまりにあっという間過ぎて恐ろしくて震えが来ます。

こんなにどこにも行かず過ごしたお正月休みは初めてでした、おそらく皆様そうだったかと思いますが。



そうこうしている間にもコロナの感染者数は増加の一途で緊急事態宣言を出すの出さないのとまた言い始めているようですが、目に見える数としてだけでもこれだけ増えているという状況の中で、この辺鄙な片田舎ですれ違う県外ナンバーの多さ(主に首都圏です、今日もまだ沢山いました)を見るに宣言を出したところで果たして何が変わるのか…?と懐疑的に思わざるを得ません。

本気で短期集中的に人の流動を止める気であるのならばもはや罰則の導入しか手はない気がしますが、出歩く人々の中には普段から我慢することを知らない政財界の富裕層の方々が多く含まれているでしょうから、身内の首を締めるような策を取れるのかどうか、ですね。



我が家でも大晦日には近隣の親族で集まって夕食をとるのが常でしたが、今年は見送りました。

夫の親族ですので決して強くは言えないものの、早い段階から少しずつ「今年はやめておいた方が」「会食控えてって言われてるし」と夫経由でそれとなく家族に中止を匂わせてもらっていたところ最終的に見送られることになったのですが、外で親族と顔を合わせた際に「みんな元気だし大丈夫だとは思うんだけどね」とか「誰もかかってないしね」とか言っていたので、もしや中止派は私だけだったのか…?私ひとりのワガママで中止的な感じになったのか…?と未だに疑心暗鬼でドキドキしております。



しかし「自分はコロナにかかっているかもしれない」「人にうつす可能性がある」と日頃から考えている人って本当に少ないのだなあと、この一件ひとつ取ってみてもよく分かります。


無症状が大半なんだから検査に行きようもなければ陽性判定されようもなく、何をもってして「大丈夫」とか「かかってない」なんて言えるのかと全員に説教したいぐらいなのですが如何せん立場が弱いので出来ないのがつらいところ。

ちなみにこれがもし我が実家の話であったなら「こんな時に集まりなんてやる訳ないでしょうが何考えてんのバカなの」の一言で終わりです。

と言うよりおそらく「大丈夫」「やろう」と言い出す人は誰もいない、そういう慎重派な家系ですので至極楽天的(?)な夫の家系とは正反対です。


良し悪しは無いのですが今は、今だけは中止が正解だったと思いたい。

思わせて下さい。



諸事情で一昨年も帰省が出来なかった為、もう二年ほども年老いた父と会えていません。

電話の声が元気そうなのがまだ有難いのですがさすがにそろそろ短時間でも直接会って話をする時間を作りたい…今年は叶うのでしょうか。



この後もまだ大雪が怖いですし、不要の外出は引き続き控えて参ります。

自分はもちろん、まわりまわって大事な人たちを守る為の行動でもあると思っています。