いなかの主婦よりもの申す

地方在住いち主婦の気になるニュース論

厚労省不正の問合せコールセンター


急きょ外注したらしく、電話をしたところで厚労省のHPで見られる内容以上の情報はほぼ得られないようです。


しかし、問合せをされた方々からもたらされた情報として聞き捨てならないのが、「失業保険を受給していた時と現住所が違っている場合、自ら申し出をしないとならないらしい」というもの。


これは一体どうしてでしょう?

なぜ迷惑を被った側がわざわざ手間をかけないといけないのでしょうか?


不正受給の発覚による罰金や税金の未払いなど、自分が取り立てる時には引っ越していようが何をしようが、絶対に諦めず地の果てまで追いかけてくる勢いなのに、いざ払う側になった時のそのやる気のなさはどうしたことでしょうか。

それも自分たちの失態(というか犯罪)が原因の事態ですよ?


国民の個人情報なんて全部紐付けて把握出来てるはずじゃないですか。

連携取るのが面倒とか言える立場でも言ってる場合でもないんですから、余計なお金かけてコールセンター外注して胡座かいてないで、血まなこになって調べて対象者全員にちゃんと連絡して下さいよ。


ちなみに以前わたしも東京で、省庁から外注を受けたコールセンターで仕事をしていたことがあります。

予め決められた内容、単語以外は一切勝手に話すことは許されず、それに従って全員機械みたいに喋っていたら案の定クレームが相次ぎ、その度に上長がいちいち省庁担当者に丁寧なお伺いを立てては回答を待たされる…といった有様で、正直現場は完全なしらけムードでした。


ですので今回の窓口も、内情は大体想像がつきます。

オペレーターの方にどれだけ罵詈雑言を浴びせても厚労省には届きませんので、どうか体力の使いどころを間違われませんよう。


後は気になるのは、追加給付がちゃんと口座振込されるかどうか。

よもや手渡しなんてことになったら、人によっては平均金額1,400円のうち大半が交通費で消えるなんてアホな事になりかねませんから、さすがに考えて欲しいですね。